上の写真は太極拳で使用の剣です。
何時か又練習に励む時があるかもしれないとベランダの物置に保管されていた物です。
でも、もう使用する可能性は無いでしょう・・・
未練はありますが、処分する心算で取り出しました。
中国の剣は先が尖っています、日本刀のように切るのでは、突くのです。
複数の人が揃って舞うような演武には惹かれていたのでしたが、何時までも能力は同じでは
無いのですよね~
今では、片足で立つなんて至難の技、両足でも頼りない有様ですから、ほんに時代と共に
潔く諦め、新しい活力を見つけていくのが賢明でしょう・・・ネ。
ついでに取り出した舞台衣装、これも箪笥に長い間片付けられたままに為っていたのを
取り出してみました。
こんなデザインだったのね。
改めてみていてビックリの発見がありました。
これは中国に特注誂えです。
よく見ると上着の縫製法が見慣れた日本の縫製と違っています。
日本だと型紙の裁断は ≪前身ごろ、後身ごろ、袖、襟≫ と4枚を縫い合わされますよね
ところが
中国だと1枚の型紙に首を丸く切り取った型紙で、≪肩、袖付け≫ の
縫い合わせが
ありません。(@_@。
こんな縫製法は、始めて見ました。
今度お店でチャイナー服を見る機会があればcheckして見たいものです。
太極拳を習っている時は、私にも元気と夢がありました。\(^o^)/
習っていた先生が中国の体育大を卒業と言うことで、中国には縁があり生徒は上達し、希望すれば
本場の中国で寮生活をしながら短期間ですが研修を受ける事が出来るのです。
私はその頃は、まだペッペッでしたから研修に行く人に憧れて練習に励んでいたのでしたが
阪神、淡路大震災で街は崩壊して、練習場を失いました。
もう20年ほど前の話です。
これ等を見るのは、過去を回想し楽しめる時間を持つことが出来る思い出の1つです。
誰も若く意欲に燃えた歴史があったのですよね~~